文化庁メディア芸術祭で価値観に触れる。
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こんにちは、佐藤光輝でSuger-Brightです。
文化庁メディア芸術祭
平和を願う「あいうえお作文RAPプロジェクト」
【プロジェクト概要】
くろやなぎてっぺいさん率いるNOddIN (http://noddin.jp/)という映像クリエイターチームが1年前に南相馬に来てくれました。
震災に伴う福島第一原発から30キロ圏内にある福島県南相馬市は風評被害が今でも残っています。県外の方から見た福島県は実際にどうなっているかは行かなければわからない部分もあります。
そこで実際に福島県南相馬市に住む人たちが、何を思い生活しているのか未来像を踏まえた上で県外に動画でPRする為にクリエイターチームが今回撮影に来てくれました。
たくさんの南相馬の人達を撮影してくれて、僕も撮影依頼を受けたので自分なりの思いを「あいうえお作文RAP」にして披露しました。上手く披露できたかは別ですが。笑 そこからのご縁で特にくろやなぎてっぺいさんと写真家の土田祐介(つっちー)さんとは今でも仲良くさせていただいており、今回つっちーさんと一緒に芸術祭に行ってきたというわけです。
価値観に触れる芸術祭での「あいうえお作文RAPプロジェクト」ブースでは、あいうえお作文で一人ひとりの平和に対する思いを込めた映像が流れており、その隣には来場者が自分の思いを綴った絵馬がたくさん飾られてました。たくさん気になる絵馬があったのですが、特に印象に残ったのはこちらです。
へ 平和の敵は平和
い 命ある限り訴える
わ 忘れないあの日を
を 終わりなき戦ひも
ね 念ずれば花開く
が 頑張ろう援歌
う We love music we love peace(固定文)
このあいうえお作文はとても印象的でした。名前を見てみると原爆の被害に遭われた男性の綴った作品だったのです。この男性の想いがストレートに僕の心に響きました。体験者の言葉は何よりも説得力があり心に響くという事に気づきました。まるでこの男性の辛かった体験を少し垣間見れたような感じですかね?また映像に映ってた人たちや来場者の絵馬を見ていると、全員と言ってもいいくらいポジティブな内容で表現しているので、(表現を)受け取る側もポジティブな気分になれるんです。 ひとりひとりが平和を願いポジティブな考えが集まれば国内だけでなく世界規模で平和になる可能性が無限大に広がっていくのではないか、そう思いました。今回芸術祭に来て、自分以外の価値観にたくさん触れてよかった。心からそう思いました! どうもありがとうございました。