【東北最大級の規模!】コワーキングスペースを拠点にCEOが仙台にアクションを仕掛ける。
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【※リアルカレッジのコワーキング事業は終了しました】
最近ではフリーランスの方が仕事として利用する以外にもイベントや会議の用途にも活用できるコワーキングスペースの需要が高まっている。
今回、東北ではまだ数少ないコワーキングスペース『リアルカレッジ』をオープンさせ、コワーキングスペース事業を東北の中心地である仙台市で展開している株式会社リアルカレッジ代表取締役(CEO)の中谷裕次(なかたにゆうじ)さんに注目した。
【株式会社リアルカレッジ代表取締役CEOの中谷裕次氏】
共通の友人を介して中谷さんとぼく、佐藤光輝(@sugerbright)は出会い、コワーキングスペース事業のほか、個人としても幅広く活動する中谷さんにとても興味がありインタビュー依頼した。
- 学生利用8割越!リアルカレッジ
- みんなに愛されるアットホームな『リアカレ』
- 東北最大級の規模を誇るリアルカレッジ
- あることがきっかけで仙台にコワーキングスペースを
- 運営するのは学生?
- 『リアカレ』で自らが考え行動する力を育てる
- 仕掛け人として活動する中谷氏
学生利用8割越!リアルカレッジ
光輝:リアルカレッジは主にどのような用途で利用されているんですか?
中谷:個人としてはもちろん、団体の方がミーティングやイベント、セミナーなどで利用されるコワーキングスペースです。ホームページから随時利用状況が確認できるようになってます。
光輝:利用者はどのような方が多いですか?
中谷:利用者の8割が学生ですね。ここは主に学生やNPO法人の方をターゲットとしているんですよ。
光輝:は、8割が学生なんですか。確かに今日も学生の方がたくさんいますね。
中谷:貸切ではない限り、学生は無料なんですよ。
光輝:学生が8割にも関わらず、無料?!中谷さん、そしたら大赤字じゃないですか!(笑)
中谷:そうですね。ここ『リアルカレッジ』はほぼ僕の趣味とボランティアでやってますね。(笑)
光輝:そんなサラッと言いますけど簡単にできることじゃないですよ。(笑)
みんなに愛されるアットホームな『リアカレ』
光輝:そしたらリアルカレッジは学生に優しい場所なんですね。月にどのくらいの人数が利用されるんですか?
中谷:団体利用のイベント、ミーティング自体は月に大体40~50くらいですね。人数でいうと大体500〜600人くらいですね。イベントによって変動はしますが。
光輝:そんなになんですね。
中谷:みんなからはリアルカレッジを略して『リアカレ』と呼ぶほど親しみやすい場所となっており、たくさんの学生たちが利用してますね。
【ミーティングで利用していた学生団体達】
光輝:『リアカレ』ですか。愛着のあるネーミングでいいですね。
中谷: 「今日どこ行く?とりあえずリアカレ行くか。」みんなの憩いの場みたいな、そんな感じのアットホームな感じとなってます。
光輝:なるほど。漫画もあるしゲーム、プロジェクターもあるし映画上映もできるじゃないですか。みんな行きたくなるはずですね。中谷さん、げ、ゲームやりましょう!!(笑)
中谷:いいですよ。やりましょう!!(笑)
【プロジェクターに映像を写しゲームで盛り上がる2人】
東北最大級の規模を誇るリアルカレッジ
光輝:そういえばここめっちゃ広いですね!何人くらい収容できるんですか?
中谷:ここは最大150人ほど収容できますねー。
光輝:そんなに収容できるんですか??凄いなリアカレ!
中谷:でも150人はキツキツになるので、100人くらいであれば余裕に収容できます。個人で利用できる緑の人工芝のコミュニティスペースと長机と椅子があるミーティングスペースに分かれてるんですよ。
【コミュニティスペース】
【ミーティングスペース】
光輝:用途によりスペースが分けられてるということですか。ここの広さはどのくらいの大きさなんですか?
中谷:約80畳分の広さはありますよ。
光輝:いー。そんなにあるんですね。こんなに広いコワーキングスペース見たことないですよ。
中谷:広さには自信あります。(笑) 仙台で一番大きいコワーキングスペースがウリの一つですね。
光輝:やっぱりすか?そしたら仙台、いや、もはや東北最大級の規模を誇るコワーキングスペースがここ、リアルカレッジなんですね。
あることがきっかけで仙台にコワーキングスペースを
光輝:中谷さんは出身はどちらなんですか?
中谷:大阪出身でその後、愛知を拠点に活動してて仙台には全くゆかりもなかったですね。(笑)
光輝:え、そうなんですか?(笑)何がきっかけで仙台にコワーキングスペースを開こうと思ったんですか?
中谷:仙台でたまたまNPO法人や学生団体が参加するイベントに参加した時に、「仙台には活動を拠点とする場所やミーティングスペースがないんだよね〜。」て話を聞いたんですね。それがきっかけで、「こっち(仙台)に学生やNPOの方を中心とした、仙台になにかアクションを仕掛ける拠点となれる場所を作ろう。」って思ったんですね。
光輝:なるほど。はるばる愛知から今度は仙台を拠点としたわけですね。
運営するのは学生?
光輝:そしたら中谷さんは現在は仙台にお住まいなんですね。
中谷:いや、愛知でも別の事業や個人としても活動しているので住んではないですね。
光輝:え?そうなんですか。そしたら『リアカレ』は誰が運営してるんですか?
中谷:ここは学生にすべて任せてますね。あくまで僕はオーナーであり、運営する学生からなにか相談があればアドバイスする程度ですね。
光輝:なんと。運営する学生さんは凄腕の方なんでしょうね。
中谷:直近となる学生が3人いるんですが、皆学生団体やその他プロジェクトのリーダーを経験しているので宮城県内の起業家や県庁の方であれば繋がってますね。
光輝:そしたら皆知名度が高い学生さんなんですね。
中谷:そうですね。皆想いが通じる部分があったので集まったメンバーですね。
光輝:なるほど。やりたい事が『リアカレ』で実現できるから集まったと。
『リアカレ』で自らが考え行動する力を育てる
中谷:『リアカレ』の運営を学生に任せる事により、自ら考えて行動する力を養えるんですよね。
光輝:なるほど。それ社会に出てから結構大事ですもんね。
中谷:運営に限らず、利用する方みなに通づるものであり、やりたい事を提案して実行できるような仕組みにしてるんですよ。なので常に『リアカレ』は変化しています。
光輝:そんな環境ほんと大事!!具体的な例はあります?
中谷:例えば起業したいのであればここで登記もできるので起業も出来ます。
光輝:え?そうなんですか。凄い!ここで起業する方は将来活躍しそうですね。
仕掛け人として活動する中谷氏
光輝:中谷さんはコワーキングスペースの事業の他に何の事業を展開されてるんですか?
中谷:他には出版や人材・教育コンサルなどをしています。
光輝:中谷さんはコンサルタントもしてるんですね。
中谷:そうです。若者にスポットに当てた教育と地域活性化が常に頭の中にありますね。教育すると同時にそれが地域活性化にも繋がるじゃないですか。
光輝:なるほど。それができるのが『リアカレ』なんですね。
中谷:そうです。ここを軸として仙台にアクションを仕掛けてます。(笑)
光輝:例えばどんな事ですか?
中谷:個人で活動している事なんですが、大学や高校のカリキュラムを組んだり、仙台市に自分から街おこしの提案をして仙台市の活性化に取り組んだりしてます。
光輝:なるほど。顔が広く多くの人から信頼を得ているからできる事ですね。
学校では学べない、本当の人生の生き方や楽しみ方を学べる場所が『リアルカレッジ』にはある。教育と地域活性化をモットーに幅広く活動する中谷裕次(なかたにゆうじ)さん。とても気さくな方で、学生を始め多くの人から信頼を得ているのがすぐにわかった。
これを機会にもっと多くの人にコワーキングスペース『リアルカレッジ』を知って利用してもらいたい。
住所:宮城県仙台市青葉区一番町1丁目2−33 3F
『リアルカレッジ』のフェイスブックページでは随時イベント情報が掲載させれおり、こちらからも確認できる。↓
https://www.facebook.com/リアルカレッジ-学生のためのコミュニティスペース--221084301573644/
中谷さんが考える教育と地域活性化にはぼく自身も見習うべき点が多くある。
今後中谷さんが仙台に仕掛ける数々の仕掛けを見ていきたい。純粋にそう思った。
話を聞けば現在愛知県で愛知県新城市若者議会の市外委員を兼任していたり、文科省プログラムに関わっていたり、愛知県で開かれるカラーバブルランの主催側だったりと、聞けば話がたくさん出てくるので消化不良になるくらいである。(笑) こんなに幅広く活動している人と今まで出会った事がながったので、とても新鮮で中谷さんから刺激を頂いた。
今回インタビューを快く受け入れてくれた中谷さん、どうもありがとうございました。