東北一を誇るオシャレなTSUTAYA図書館!多賀城市立図書館は一日中いれる場所だ。
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2016年3月21日。宮城県多賀城市にある多賀城市立図書館がリニューアルオープンした。
この多賀城市立図書館、そこらにある普通の図書館とはひと味違う。
なんとこの図書館、蔦屋書店と図書館が融合した「TSUTAYA図書館」となっており注目を浴びている。
佐賀県武雄市、神奈川県海老名市に続いて宮城県多賀城市が全国で3館目のTSUTAYA図書館になる。
コーヒーを飲みながら読書ができるオシャレなTSUTAYA図書館がとても気になっていた。
本を読むだけが目的ではない新スタイルの図書館
館内はコンビニエンスストア「ファミマ!!」、「スターバックス」、「TSUTAYA」、三階に飲食店「PUBLIC HOUSE」の商業施設が複合されている新しいスタイルの図書館となっている。
嬉しいことに、館内すべてにおいてTカードが利用できるのでポイントが貯まり便利である。
【一階にファミマ!!、スターバックス。一、二階にTSUTAYA。三階に飲食店が入っている】
一人での利用はもちろん、カフェとしての機能性も果たせ、更には飲食やお酒も楽しめる場を提供している。
【一階「スターバックス」店内】
【三階飲食店「PUBLIC HOUSE」カフェもできるしお酒も飲める】
【店内はオシャレでとても美味しくいただけた】
そのほか図書館と商業施設の間にはキッズルームも併用しており、絵本やモニターを使いながら子供の教育の場も提供している。
【キッズルーム 子供の教育にも力を入れている図書館に見受けられた】
このように多賀城市立図書館は本を読むだけを目的とせず、誰でも気軽に利用できる新しいスタイルの複合図書館となっている。
3階まで見上げられる高層書架がオシャレ
正面玄関を入ると、左手側に三階まで見上げられる高層書架が目に入る。
三階からは下の状況を見渡せ、一階からは館内のスケールの大きさを実感できる。
まるで海外の図書館にいるかのような錯覚になった。以前ニューヨークの図書館でこのような高層書架を見た記憶があったからだ。
この吹き抜け構造が館内のオシャレさを演出しているのだろう。
もちろん危険を顧みずにオシャレさだけを追求しているわけではない。
過去にあった東日本大震災を教訓としており、地震により本が崩れないよう落下防止用のポールが高層書架にはかけてある。
図書館としての機能も十分に果たしている
図書館が商業施設と複合しているいると館内すべてが騒々しいイメージがあるかもしれないが、そういうわけでもない。
【図書館スペースと商業施設スペースは分かれている】
図書館のスペースと商業施設のスペースは分かれており、図書館のスペースに入ると意外にも騒々しいという印象はなく、なんのストレスもなく集中できた。
【一階図書館エントランス】
【二階新聞スペース】
設計者側が図書館としても十分に機能するよう考慮した素晴らしい構造になっている。
館内フリーWiFi完備。一日中いても飽きない場所
館内にはフリーWiFiが完備されている。
なのでネットが無料で利用できるのでパソコンを持ってデスクワークもすることも可能である。
ぼくはこの日10時から利用し夕方19時まで利用した。
普通の図書館であればこんなにも滞在はしていなかったと思う。
いつでも気軽にコーヒーを購入し持ち込むことができ、飲みながら作業ができるTSUTAYA図書館だからこそこんなにも滞在できた。
本を読む以外にも利用できることが実感できた。
多賀城図書館を利用するにあたって
多賀城市立図書館は休館日はないのでいつでも利用できる。
- 営業時間は9:00~21:30
- 本の蔵書数は約22万冊
- 本の貸し出し期間は15日間
- 図書資料は10点、視聴覚資料は2点まで。延長はHPからも可能。
- TSUTAYA書店は9:00~23:00
本の貸し出しサービスを利用する際は図書館利用カードを発行しなければならない。
多賀城市のランドマークとなるオシャレ図書館
多賀城私立図書館はJR多賀城駅前に位置しており、公共の交通機関でも利用できるほどアクセスがいい。もちろんのこと駐車場や駐輪場も利用できる。
南改札を出て外にでると私立図書館が左手にすぐ見え、外観もオシャレなのがわかる。もはや多賀城市のランドマーク的な図書館といっても過言ではない。
外観の視覚的部分からも惹きつけられる人も多く、終始人の出入りが絶えなかった。
皆に利用される多賀城市立図書館
多賀城市立図書館を見渡すと、子供から大人、お年寄りまで全年齢の利用者が行き来していた。
このようにどの年齢層においても気軽に利用できる場所はとても居心地が良く感じた。
東北に初進出したTSUTAYA図書館。東北一のオシャレさを誇る多賀城市立図書館を利用したい。心からそう思った。