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映画『新作 デスノート』が賛否両論?デスノートファンがレビューしてみる(※ネタバレ有)

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10年前に社会現象となった実写版『デスノート』が復活し新作の続編が公開されたということで見てきた。

『デスノート Light up the NEW world』 (※以降新作デスノートと省略)

 

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ぼくはデスノートファンのひとり。

興味本位で見てみたら見事にデスノートワールドにハマってしまった。

もちろん漫画アニメも面白かった。Lの死後、実写版では描かれていないストーリーも終始見入ってしまった。

もしこの世にデスノートが本当にあるなら。

キラ支持者かL支持者なのかと本気で考えたくらいだ。

決して性格が根暗というわけではないのでご心配なく。

 

公開された新作デスノートに賛否両論があるということで、その真相はどうなのか気になっていた。

デスノートファンとしては一度見てみたかったから。

※ネタバレを含みますのでご注意ください。

予告は微妙

本作を見る前に予告が気になっていた。

が、

予告からは「これは見たい!!」っていう興奮も芽生えなかったし、まぁ、普通。

動画が始まって23秒ぐらいからの『DEATH NOTE そのノートに名前を書かれた人間は、死ぬ』っていうところ。

これがなんか恐怖感がゼロなのはぼくだけだろうか。

ナレーションも更にダンディーな声の方が恐怖感が増しそうな気がするが 。

率直に言うと、予告は微妙。

まだ、これだけで「つまらない。」とは言い難い。

 

公式HPはイマイチ?

公式HPを見てみると、正直見ずらい。安っぽい。のイマイチ感がある。

ストーリーを見ようとすると、いきなり名前の入力を要求してきたりと、手間がかかるのが難点。

訪問者が見たいのは情報であり、HPにストーリー性は入れなくていいのではと思うのだが。

wwws.warnerbros.co.jp

  

デスノートが6冊も?

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まず引っかかるのがこれ。今度はデスノートが6冊も地上に落ちたら大変なことになるんじゃないの?複雑になるんじゃないの?っていう話だ。

多分一番批判的に見られてることがこれなんじゃないだろうか。

この点ではぼくも同意。

 

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デスノートが地上に落ちても、すぐにサイバーテロリスト菅田将暉演じる紫苑(しえん)4冊も奪われてしまうのだ。

デスノートを6冊に設定しても内容はわかるのだが、3冊にしても問題はなかったんじゃないだろうかとも思う。だって死神は今回3体しか出てないんですから。

6冊もデスノートあるなら、それぞれどんな死神がいるのか気になるのがデスノートファンとして普通な考えだ。

 

世界規模でデスノートの争奪戦?

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世界規模でデスノートの争奪戦がされると思いきや結局は日本に集中してしまうというオチ。

しかも結構急ピッチで。

序盤のロシアのくだりなんだったの??これじゃ世界を舞台にした意味ないんじゃない?とさえ思ってしまった。 

おそらく少しばかりワールドワイドなデスノートを演出したかったのだろう。

 

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やばい、ここまでなら完全に批判的コメントになっている。

でもここからが巻き返しだ。

 

こっちの動画の方が予告よりもよっぽどそそられるのだが。

 

今回登場する死神

リューク

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デスノートおなじみの死神。好きな果物は「りんご」。このリュークの声、俳優の中村獅童さんって知っていただろうか?ぼくはエンディングを見るまで知らなかった。あんな声を出せるなんて中村獅童さん、実は本当の死神なんじゃないかと疑いたくなるレベルだ。

 

ベポ

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元AKB48の川栄李奈さんが演じる青井さくらに憑くニューフェイスの死神。実はベポの声も意外と知られていないと思うが、なんと若手俳優の松坂桃李さん。以外と知名度が高いキャストが揃っているみたいだ。

 

アーマ

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唯一の雌の死神。めちゃくちゃ色気がある死神だ。好きな果物は「マスカット」。これはなんとLの後継者池松壮亮演じる竜崎(りゅうざき)に憑いている。

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驚きの展開だ。

もはやどんな状況でも受け入れてやるよという大らかな心で新作デスノートを見る必要がある。

 

懐かしのキャストも登場!

キラ対策室にいたおバカキャラの青山草太演じる松田桃太、前作で第二のキラだった戸田恵梨香演じる弥海砂 (あまねみさ)が新作デスノートに再登場。

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松田は相変わらずのおバカキャラさ。

皆偽名なのにもかかわらず松田だけ本名なのがウケる。

そして今回注目したいのが10年の時を経て大人の女性となった海砂だ。

大人になった海砂に見とれてしまう人は多いはず。

 

特に、海砂の夜神月を思う気持ちがとてもせつなく、どこか悲しく映るその表情は哀愁がある。10年たってもずっと彼を思い続けてるのだから。

 

この二人がどうなってしまうのか注目だ。

 

夜神月が復活?!

ぼくがキラだ。」 と名乗る、初代キラ夜神月(やがみ らいと)が映る映像がネットに流出。

海砂(みさ)宛に夜神月からのボイスメッセージと共にデスノートが送られてくる。

 

キラ後継者の紫苑夜神月との約束があると言い、デスノートを6冊集めはじめる。

 

果たして夜神月は復活するのか?

デスノートファンとしては藤原達也の名演技をもう一度見たい。

 

 デスノートの勢いは止まらない

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劇中、デスノートによる被害者はおそらく100人以上を超えてるのではないだろうか?

序盤にしていきなり街中を歩く人たちが次々に倒れこんでいき、

キラ対策本部の人たちが死んでいき、

最後は国の軍隊までもが死んでいくわで

とにかくデスノートの勢いは止まらない

 

上映していた劇場の中にもキラがいるのではないかと思うくらいソワソワしつつハラハラしながら作品を見ていた。

 

役は意外とハマっていた

ぱっと見、冴えないキャストだと思っていたが、見てみると意外にそれぞれが役にはまっているではないか。

キラ信奉者の紫苑は用心深く頭がキレるし、Lの後継者の龍崎は変わり者だし、見ていて腹がたつほどの一匹狼だった。

ただひとつちょっと気になるのは東出昌大演じる三島の演技くらいだ。

でも最後まで見てみれば、本当に三島の過去の記憶がないのであの演技は仕方ないのかもしれないとさえ思った。

 

デスノートがこの世にある限り争奪戦は終わらない

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たとえデスノート所有者が死んだとしても、デスノートを喉から手が出るほど欲しい人はごまんといる。

もしかしたらあなたの隣の人もデスノートを欲しい1人なのかもしれない。

デスノートがある限り、デスノートを狙うものは後を絶たず、デスノート争奪戦は終わらないであろう。

 

新作デスノートの評価(レビュー)★★★☆☆

新作デスノートを批判するかもしれないが、世間が言うほどは悪くはないのではないだろうか?

前作を期待してしまうのが大概かもしれないが、今回は今回と見れば、悪くはない。

まさかの展開にびっくりしたし、10年ぶりのデスノートと言うことで結構興奮した。

最後の夜神月のセリフの「計画通りだ。」の言葉がとても気になるので、もしかしたら続編もあるのではと淡い期待もしている。

 

補足)Hulu独占配信オリジナルドラマ 『デスノートNEW GENERATION』

f:id:suger-bright:20161121213853p:plain新作デスノートに出演するメインキャストの三島、竜崎、紫苑のそれぞれのサイドストーリードラマ『デスノートNEW GENERERATION』がHuluにて配信されている。このドラマが視聴できるのはHuluだけ。

 

デスノート関連の作品はデスノートファンとしてはやっぱり気になる。

ぼくは新作デスノートを見る前に登録してさっそくこのドラマを見た。

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  • 三島がキーマンとなるのキラ対策本部の出来上がりの話。
  • 竜崎が今回の新生キラによる事件に関わるようになった話。(ニアも登場。)
  • 紫苑の過去の回想や初めてのデスノートによる裁きの話。

 

このサイドストーリーのドラマを見て新作デスノートに挑んだので、それぞれの情景を把握したことにより作品を理解できた。

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Hulu月額933円。

レンタルビデオ屋に行く手間も省けるし、自分の都合でいつでも気になる作品が観れるのがいい。

2週間登録無料なので、もし気に入れなければ解約すればいい。

 

デスノートファンにとってHuluはとても魅力的だ。

なぜなら嬉しいことにデスノート関連作品が全て観れるのだ。

映画『デスノート 前編』『デスノート THE LAST NAME』『L Change the world』の3作品に加え、テレビドラマ『DEATH NOTE』

更にはテレビ特別篇『DEATH NOTE 逆襲の天才』も11月末まで観れるのだ。

これは今回の新作デスノートを機に見返すしかない。当分夜更かしが続きそうだ。