【ネタバレ感想】映画 美女と野獣 (2017年実写版)は心を育ててくれる作品だった
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ディズニーアニメの普及の名作『美女と野獣』 が1991年の公開以来から18年の時を経て、ついに2017年に実写化になりました。
アニメが実写化になる事でとても残念な結果に終わる作品て多いですよね。
過去にフランスで実写化された『美女と野獣』 を観ましたが正直イマイチ。
やっぱり実写は期待を上回る事はないと思っていたんす。
でもディズニー自身がリメイクした『実写版 美女と野獣』は違いました。
僕の期待以上で、さすがはディズニーだなって思いました。
(※ネタバレを含む内容が多少含まれておりますのでお読みの際はご注意を。)
- 美女と野獣 あらすじ
- 予告から魅力が伝わる
- 大人になったエマワトソン
- アニメの世界観を忠実に再現
- 実写の世界にいると錯覚する程の映像美
- 美女と野獣の心境の変化に注目
- 想像以上の感動がある
- 外見だけで判断してはいけない事を教えてくれた
- 美女と野獣は心を育ててくれる作品
- 美女と野獣をより楽しむために
美女と野獣 あらすじ
舞踏会が行われてたお城に老婆が訪れるが、見た目が醜いという理由だけで拒絶した王子。
すると、老婆から美しい姿へと変身した魔女が"人を外見だけで判断した罰"としてその王子を見た目が恐ろしい野獣に。お城で使えていた召使達も家財道具に変身させられてしまう。
元の人間になる方法はただひとつ。
老婆が持っていた一輪のバラが散る前に、野獣へと変身した王子が誰かを愛し、愛されなければならない。それが出来なければ永遠に今のまま。
果たして野獣は真実の愛を見つけることができるのかっていうお話です。
予告から魅力が伝わる
アニメ 美女と野獣が実写化されたらどのような世界観になるのかと誰もが期待で胸を膨らますに違いありません。
臨場感あふれる音楽が相乗効果をもたらしており、より見たいと思わせてくれる予告になっています。
大人になったエマワトソン
実写版 美女と野獣に出演する注目の人物といえばやはり、主人公のベルを演じるエマ・ワトソンではないでしょうか。
映画「ハリー・ポッター」 に出演していた子供の頃とは違って、すっかり大人の女性になっています。
見事にベル役を演じ、あれほど感情を込めらたセリフや涙を見せられ僕はすっかりエマの虜です。
まさに美女に抜擢という感じですね。
また、美しい歌声も魅力的な事を今回の作品で知りました。
アニメの世界観を忠実に再現
この作品といえば、やはりアニメの世界観を実写化で忠実に再現しているのが見所です。
あのファンタジー溢れる世界観を完全リメイクで実写版の世界に落とし込んでいました。アニメ 美女と野獣の風景シーンや登場人物の特長を見事に捉えています。
野獣に使える家財道具に化けた召使たちはリアルに再現され、まるで人工知能AIを搭載した本物の家財道具が話しかけてくるかのように見えました。
また、野獣の迫力感は凄まじいです。
あまりの威圧感に大人は怯み、幼児は泣き叫んでしまうほど実写版の野獣はものすごいリアリティがあります。
実写の世界にいると錯覚する程の映像美
実写版 美女と野獣は映像がとても華やかで綺麗なのが印象的でした。
作品を見ていると、なぜか僕自身がこの作品の世界にいるかのような錯覚に陥いったのです。
美しい映像なのはもちろん、その他の要因としてはカメラの寄せ方、焦点の当て方も絶妙だからでしょう。
細かい部分まで視聴者目線で考え作ってるディズニーの演出は本当に素晴らしいと思います。
美女と野獣の心境の変化に注目
元の人間に戻る希望を喪失していた野獣と一刻も早く父との再会を希望していたベルですが、城で生活を共にしていくうちにお互いの心の距離が徐々に近づいていきます。
あれだけ険しい目つきをしていた野獣が、優しい目つきになっていくのです。
ベルに惹かれ人間らしい心に変わっていくシーンに注目ですね。
想像以上の感動がある
ぼくは美女と野獣の物語を知っていたのにかかわらず、感動して思わず泣いてしましました。いや、ぼくだけでなくほとんどの人が泣いたに違いありません。
想像以上の感情があしました。
感動① 過去に戻り母の謎に迫るシーン
願えば時間に囚われずにどこの場所にでも行ける魔法の本を、魔女は城においていきました。
野獣がベルに見せるとベルは昔の記憶を辿り、故郷パリへと行き亡き母の謎に迫ります。
母親の死因は疫病。
どうする事も出来なかった父モーリスは赤子のベルを託されたのです。
ベルが亡き母のベッドに置いてあった一輪のバラを手に取り悲しみにふけるシーンにグッときました。
感動② 真実の愛まであとわずかという所の悲しいシーン
真実の愛まであと少しという所で、一輪のバラが散り果ててしまいます。
野獣は城に襲撃してきたガストンに銃で打たれ瀕死状態、家財道具立ちは自我をなくしただの家財道具になってしまう絶望のシーン。
あのクライマックスに感情移入してしまい泣いてしまいました。
外見だけで判断してはいけない事を教えてくれた
この作品が教えてくれた事は"人は外見だけで判断してはいけないという事"です。
傲慢な王子は老婆の中身を見ようともせず外見のみで判断してしまい野獣へと変えられてしまいます。
『人は見た目が9割 』と言われるほど外見が重要視され、肩書きや学歴も同様に言えると思います。
それでは表面的な部分しか見ていないので、その人の良さがわからなくなってしまいます。
ぼくは美女と野獣から、人の中身を見ようとしないのは気づかないうちに人を傷つけている事を再確認させられました。
美女と野獣は心を育ててくれる作品
僕はこの作品から親子の絆や希望を捨ててはいけない事、偏見にとらわれない事の大切さが伝わりました。
大人や子供関係なしに見る人の心を育ててくれる、ファンタジー溢れるいい作品だと思いました。
もし自分の子供ができたら見せてあげたい作品です。
改めてディズニーの世界観は素晴らしいと思いました。
美女と野獣をより楽しむために
主題歌 『美女と野獣』ミュージックビデオ
主題歌『美女と野獣』を歌っているのは世界の歌姫アリアナ・グランデと『ラ・ラ・ランド』 に出演し素敵な歌声を披露していたアメリカのソウルシンガーのジョン・レジェンド。
赤いロングドレスを着たアリアナ・グランデとジョン・レジェンドがピアノ伴奏をしながら熱唱していて、その後ろでベルと野獣がダンスを踊る華やかなMVとなっています。
スペシャル・トラックにはこのアリアナ・グランデとジョン・レジェンドが歌う主題歌「美女と野獣」のほか、昆夏美と山崎育三郎が歌う「美女と野獣」、豪華吹替版キャストによる日本語歌、さらにエンドソングとしてセリーヌ・ディオンの新曲「時は永遠に」、ジョシュ・グローバンの新曲「ひそかな夢」他全20曲が収録されています。
アニメ『美女と野獣』
1991年にアニメ版は公開されており、普及の名作になっています。
アニメならではの楽しさもあり、実写版との違いを探すのもいいのかもしれません。
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