佐藤光輝のActiBlog.

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3.11 【あれから5年の月日が流れて。】

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【2011年3月11日14時46分】

東日本大震災が発生。

僕は南相馬市が地元です。

あれから5年の月日が流れました。

僕が体験した当時の状況は前記事に載せてます。


kokisato.hatenablog.com

南相馬市がゴーストタウンに

福島第一原子力発電所から20〜30キロ圏内に位置する南相馬市は原発事故が招いた放射能の問題で、震災直後は一時期強制避難を強いられゴーストタウン化という信じられない状態にになりました。

実際山岳部付近や20キロ圏内は安全基準を上回る場所がありましたが、自分の家を含むその他の場所はそこまで高くなく安全レベルだったのです。

当時国も正しい判断ができずに、同心円状に放射性物質が拡散する事を懸念して行った安全のための措置だったと思います。

 

その約1ヶ月後、避難指示が解除されて徐々に人口が南相馬市に戻り始めました。

 

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※写真は南相馬市の区域分け 

 

県外避難者は子育て世代の人

震災前は南相馬市の人口は7万人弱でした。

 

・現在は約5万7000人まで回復。

・残り1万3000人弱が県外避難。

※大まかに人口数は表示しています。南相馬市HP調べ。

避難の状況と市内居住の状況 - 南相馬市

 

県外避難は15歳から64歳までの働く世代で、そのうち9000人以上がすでに転出

若い子育て世代が南相馬市を離れているのが人口減少の原因となっているようです。

以前と比べたら若い世代が増えたとは思いますが、まだまだ若い世代が戻ってきてないのが現状でこのままだとますます高齢化の問題が顕著になってくると思います。

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南相馬市の未来

復興に関しては、若い世代が中心となり復興に力を入れている宮城県石巻市や気仙沼市と比べたら全然遅いのが現実です。

南相馬市の復興にはやはり原発問題の収束、それに伴う風評被害を払拭する必要があり、未来を担う若い世代の力が求められてます。

除染に関しては、27年度内に住宅除染は終わるとの事なので、これで心から住民も「自分の家は安全で問題ない。」とひとまず安心できると思います。

 

南相馬市では今後、原発に頼らない再生可能エネルギーを目指す政策を目指しています。

頑張るぞ南相馬。

thepage.jp