アラサー女性のTABIPPOちゅうやんが世界1周を経験して得た人生の転機。
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以前ニューヨークにて当時世界一周中のちゅうやんと出会った。
その後世界一周を終え帰国するとちゅうやんはいつのまにか世界一周団体「TABIPPO(たびっぽ)」のメンバーになっていた。
世界一周はぼく自身とても興味があり、ましてや女性での世界一周だ。
どうして世界一周することになったのか?世界一周の予算は?気になる点がたくさんある。
世界一周を夢見る人にとっては関心があるに違いない。
今回人生初のインタビュー企画。前々からずっとやってみたいと思っていた。
記念すべき第一回目は世界一周を経験したちゅうやんこと中 美砂希(なか みさき)さんを取り上げる。直接アポを取り、会って取材しようと思ったがタイミングが合わずLINE電話越しでのオンライン取材を行なった。
ニューヨークぶりなので約3年ぶりだがちゅうやん(@misakiki3894)はぼく、佐藤光輝(@sugerbright)のことを覚えてくれ快く取材を受けてくれて嬉しかった。
【ニューヨークでちゅうやん(左2番目)含め皆でブロードウェイミュージカル オペラ座の怪人鑑賞】
- 訪れた国33カ国92都市を旅した元仲居
- 9ヶ月の期間で費用は〇〇万?
- 世界一周するきっかけ
- 心配性のアラサー女子。
- 長期旅行者は女性の方が多い?
- 【ちゅうやん流】航空券の購入方法
- 世界一周でのトラブルは?
- 世界一周中していた習慣
- 世界一周ルート
- どこの国が一番好きですか?
- 世界一周を終えて
訪れた国33カ国92都市を旅した元仲居
光輝:世界一周するってなかなかできることじゃないですよね。お金もかかるし時間も必要だし。何の仕事されてたんですか?
ちゅうやん:旅館で8年ほど働いてました。
光輝:そしたら元女将だったんですか?
ちゅうやん:女将ちゃいますよ。(笑) 元仲居ですよ。
光輝:あ、そっちでしたか。(笑) そしたらそこで世界一周の資金を貯めてたんですね。予防接種とか海外保険は入ってたんですか?
ちゅうやん:はい。注射もしたし海外保険にも最低限のものですけど加入しましたよ。
光輝:やっぱりもしもの場合を考えると入りますよね。ところで世界一周て言っても何カ国くらい旅したんですか?
ちゅうやん:私はトータル33カ国へ行き92都市周りましたね。
光輝:33カ国92都市て凄いな。うわ〜その話聞いてめちゃ世界一周したくなってきましたよ。(笑) 世界一周した期間を教えてもらえますか?
ちゅうやん:えっと、2013年12月6日から2014年9月6日の丸9ヶ月間の世界一周ですね。
9ヶ月の期間で費用は〇〇万?
光輝:9ヶ月世界へ出られてたんですね〜。そしたら世界一周するのにいくらくらいかかったんですか?150万それとも200万くらいですか?
ちゅうやん:そうですね〜250万ほどですね。私かかりすぎなんですよ。(笑) 人によって旅のスタイルは違うので一概には言えないですが、他の世界一周した方の話を聞くと、だいたい100万〜150万くらいの予算があれば世界一周できるみたいですね。みんなから言われるんですよかかりすぎて。(笑)
光輝:え??そのくらいの予算で世界一周できるなんて現実味出てきますね。世界一周のハードルが今のでガクッと下がりましたね。笑 でもちゅうやんはなんで250万も費用がかかったんですか?(笑)
ちゅうやん:そうですね〜。基本お土産を買ってたんですよ。(笑)
光輝:ははは。珍しいですね、お土産を買う世界一周者て。(笑) 面白いですね。
ちゅうやん:そうなんですよ。全然購買欲に我慢してなかったです。(笑)
光輝:それは出費がかかりますね。(笑) あとは何か原因ありますか?
ちゅうやん:あとは物価の高いアメリカ大陸とヨーロッパに長く滞在していたからそれが原因ですね。普通にカフェもしてたし。(笑)
光輝:そうなんですね。(笑) 贅沢な世界一周だったんですね。
ちゅうやん:本当は1年間を予定して世界一周するつもりだったんですけど、予算の問題で9ヶ月で旅を終わりました。
世界一周するきっかけ
光輝: そうなんですね。そもそも世界一周をしようと思ったきっかけは何ですか??
ちゅうやん:大学の時に高橋歩が出版していた「WORLD JOURNEY 世界一周しちゃえば?」ていう本を友達が勧めてきたから読んでみたんですよ。そしたらハマってしまいましてね。(笑)
光輝:あるあるですね。(笑) 高橋歩さんていったら旅人の中では有名人ですもんね。高橋歩さんがきっかけで旅人になるって人結構会いましたよ。
ちゅうやん:どうやら私もその一人みたいです。(笑)そんでもともとボリビアのウユニ塩湖をこの目で見たいと思ってたんですね。それで私の周りも結婚や出産し始めて、年齢も年齢だから世界一周に行くならこのタイミングで自分の行きたいとこみんな行こうと思ってて。それで行くこと決めました。
光輝:ボリビア行くならまとめて行こうという発想もまた凄いです。(笑)
心配性のアラサー女子。
光輝:女性一人で世界一周するうえで不安はなかったですか?
ちゅうやん:不安はね。色々ありましたよ。心配性な性格なので。(苦笑) 職を失いそれと同時に収入もなくなる。帰国後どうしよとか。方向音痴だしどうしよとか。
光輝:心配事がたくさんありますね。
ちゅうやん:あと私、枕変わると寝れないんですよ。(苦笑)
光輝:え?それ世界一周するのに結構キツくないですか?(笑)
ちゅうやん:そうなんですよ。家から枕持って行こうかと本気で思いました。(笑)
光輝:それで持って行ったんですか?
ちゅうやん:いや、さすがに持って行ってないです。(笑) 結局どこの宿に行っても寝れるようになりました。
光輝:それ面白いですね。(笑) そしたら世界一周してどこでも寝れるようになったんですね。
ちゅうやん:そうです。(笑) 大いに変わりましたね。(笑)
光輝:行く国での情報はどのようにしてたんですか?
ちゅうやん:さすがにガイドブックを全部持ってはいけなかったんで、業者に頼んでPDF化にしてもらいパソコンにデータを入れときましたね。
光輝:なるほど。そんな方法があったんですね。携帯電話は海外で使用してたんですか?
ちゅうやん:使用しましたけど、世界一周中は機内モードにしてフリーWiFiのある場所でネットをしてました。
光輝:今や世界各地にフリーWiFiありますもんね。便利な世の中になりましたね〜。
長期旅行者は女性の方が多い?
光輝:女性一人で世界一周するのは結構度胸入りますよね。
ちゅうやん:いや、むしろ長期で一人旅するアラサーほどの女性の方が多かったですね。色々と共感する部分がありましたよ。(笑)
光輝:そうなんですか。意外ですね。男性の方が圧倒的に多いのかと思ってましたけど女性の方が多いんですね。
【ちゅうやん流】航空券の購入方法
光輝:世界一周となると世界一周航空券を購入したんですか?
ちゅうやん:最初考えていたんですけど、色々と制約があったり事前に経由ルートを決めなければいけなかったので世界一周航空券を購入するのはやめたんですよ。面倒くさいなと思って。(笑) だから行った国ごとに次どこの国に行くか決めてLCCの航空券を購入してました。持参したパソコンからね。でも計画性がなかったんで、直前まで決めれなくて結果的にLCCだけど値段がバカ高いみたいな事にになってしまいました。(笑)
光輝:格安航空券のLCCなのに正規航空券みたいになっちゃってますね。(笑)
世界一周でのトラブルは?
光輝:世界一周していてなにかトラブルに巻き込まれた事はありますか?例えば盗難だとか?
ちゅうやん:それが、幸いな事に盗難やスリの被害はありませんでした。
光輝:そしたら何も起こらずに順調な旅をしたいたんですね。
ちゅうやん:はい。安全な旅をしてましたね。事件に巻き込まれる事はなかったけど、やらかしたことならあります。航空券を間違えて購入してしまい余計な出費をしてしまいましたよ。(笑)
光輝:そうなんですか。航空券が一番の出費になりますもんね。それは大きな痛手ですね。
世界一周中していた習慣
光輝:普通の人がなかなか出来ない世界一周をしていたんですから、何かしていた事はあるんですか?
ちゅうやん:そうですね。日記を書くようにしていたんですけど、3日で終わっちゃいましたね。(笑)
光輝:み、3日?(笑) 結構早いですね。
ちゅうやん:だから代わりに日記ではなく家計簿は毎回書くようにはしてました。あとは一眼レフを持って行ってたのでたくさん写真には納めましたね。
【ちゅうやんが世界一周中に使っていたキャノン】
光輝:ちゅうやんは本当に写真撮るの上手いですもんね〜。フェイスブックの写真は思わず見とれちゃいましたよ。世界にはこんなにも綺麗な景色があるのかって。特にスペインの写真は好きですね。ちゅうやんの影響でスペイン行こうと決めたんですから。
ちゅうやん:ほんまですか?え〜めっちゃ嬉しいです。
光輝:本当です。ちゅうやんの写真はどれも人の心に響く写真で溢れているなって。そう思いました。
ちゅうやん:恐縮です。(笑)
【ちゅうやんがスペインで撮った写真 どれも魅力のある写真ばかり】
世界一周ルート
光輝:具体的に訪れた国を教えていただけますか?
ちゅうやん:最初は日本を発ってアメリカ大陸→南米→ヨーロッパ→東南アジアの順ですね。具体的にはアメリカ大陸はカナダから始まりアメリカのシアトル、サンフランシスコ、ロサンジェルス、ラスベガス、ニューヨーク、オーランド。南米はメキシコ、ペルー、ボリビア、パラグアイ、アルゼンチン、チリですね。中東のUAE、トルコを挟み、多いですがヨーロッパはスペイン、モロッコ、ギリシャ、ポルトガル、フランス、イギリス、イタリア、チェコ、オーストリア、ハンガリー、ベルギー、ブルガリア、クロアチア、ポーランド、クロアチア、スロベニア、セルビア、ボスニアヘルツェゴビナ、バチカン。最後に東南アジアはタイ、ベトナム、カンボジア、ラオス、バリで世界一周を終えました。
光輝:夢のような話ですね〜。たくさんの国に行きすぎて刺激が薄れたことはないんですか?
ちゅうやん:そうですね。ありますね〜。
光輝:やっぱりあるんですね。(笑) どの辺りで薄れました?
ちゅうやん:南米からヨーロッパに行った時に薄れましたね。(笑) 南米は自然が壮大で美しすぎて。ヨーロッパへ入った時は自然美ではなく人口美が部分が私は少し刺激がなくなったかなって。人口美もいいんですけどやっぱり自然美が忘れられなくて。
どこの国が一番好きですか?
光輝:よく聞かれる質問かもしれないですけど、33カ国周られた中でどこの国が一番好きですか?
ちゅうやん:そうですね。一番てのは決めづらいですけど、私はヨーロッパならクロアチア。アジアならラオスが好きですね。あと南米ならボリビアです。
光輝:ボリビアはわかりますけどクロアチアとラオス?どちらもパッと来ない国ですがなぜそこが好きなんですか?
ちゅうやん:クロアチアは女性に人気の国なんですよ。たぶん女性はみんな好きや思うんですよ。(笑)
【クロアチア ドブロブニク】
ちゅうやん:アドリア海のキラキラした景色がたまらないし、ジブリの魔女の宅急便が舞台になった国なんでジブリファンは行きたくなる場所なんじゃないですかね。
光輝:もしやフェイスブックのプロフィールはクロアチアの場所ですか??
ちゅうやん:はいそうです。キキになってみました。(笑)
光輝:に、似ている。空を飛ぼうとしてるじゃないですか。(笑)
【TABIPPO イベント情報】
光輝:ラオスはなんで好きなんですか?
ちゅうやん:ラオスはですね、田舎で観光地化されてない感じがいいんですよ。ラオスの人はシャイだし。
光輝:へぇ〜ラオスか。ぼくはタイに行ったことありますけど観光地化されてるし、観光客に手慣れれる感はありますね。ラオスも魅力的だな。
【ラオス バンビエン】
光輝:ボリビアのウユニ塩湖はやっぱり綺麗でしたか?
ちゅうやん:いや〜めちゃ綺麗で感動しましたね。やっぱり私は自然美がめっちゃ好きなんですよ。あの景色は忘れられないですね。
【ボリビア ウユニ塩湖】
世界一周を終えて
【ちゅうやんの世界一周の軌跡が残るパスポート】
光輝:世界一周する中で意識の変化や気づきってありましたか?さっきのどこで寝れるようになったっていう話以外で。(笑)
ちゅうやん:そうですね。(笑) 海外に行くと日本がどれだけ裕福かがわかりましたね。日本は海外に行ける選択肢があるんですよ。私が世界一周中に出会った中国人の話を聞いて改めてそう思いましたね。「中国ではビザの取得が困難だから世界一周なんて夢のまた夢。だからあなたのしている事が私の夢よ。」
この言葉を聞いて自分の世界一周がどれだけ貴重なものかわかりました。
TABIPPOのメンバーへ加入
光輝:それで帰国後どのような経緯で「TABIPPO」のメンバーに加入したんですか?
ちゅうやん:TABIPPOが生み出した旅のモノ作りブランド「PAS-POL」に写真提供していたことがきっかけでTABIPPOに加入していたんですよね。もともとライター志望してたんですよ。諦めなければチャンスは掴める。そう思いました。
「TABIPPO」に入って自分の世界一周の経験を通して旅に出てくれる人がいたら嬉しいなって。そいう思っています。
光輝:なるほど。「TABIPPO」は旅の初心者向けの情報を発信しているから、初めての一人旅でも安心して思う存分旅を楽しめそうですもんね
ぼくもよく「TABIPPO」は目を通してます。ちゅうやんの声で今が楽しいのが伝わりますね。やばい、旅欲が湧いてきた。(笑)
1歩踏み出す勇気が大事
光輝:世界一周を夢見る方へ何かアドバイスはありますか?
ちゅうやん:そうですね。一歩踏み出さないままでは何も変わらない。勇気を出して一歩前進すればそこから少なからず変化がみえてくると思いますね。先の事を考えてたってしょうがないんですよ。一歩踏み出す勇気が大事です。
光輝:なるほど。経験者の言葉は何よりもの後押しになりますね。
ちゅうやん:心配性な私でも世界一周できたので大丈夫ですよ。(笑) 一歩海外に踏み出せば日本では見れない不思議な世界で溢れてますから面白いですね。
世界一周の経験をもとに、「旅で世界をもっと素敵に」を合い言葉に旅の魅力や情報を「TABIPPO」にて発信し続けるちゅうやん。上品でおしとやかな関西弁の裏側に旅への熱意を感じた。今後「TABIPPO」の活動や随時開かれるイベントには今後注目したい。
【TABIPPO イベント情報】